はいたーい!皆さん「ちむぐくる」と言う言葉は日頃から良く耳にすると思います!
が、ある日、あるお方から質問を受けました。
「沖縄の方言で『ちむぐくる』ってよく聞くけど、『ちむ』も『ぐくる』もどっちも『心』のことじゃない?
それって、直訳したら『こころこころ』になるんじゃないの?
それが『まごころ』や『思いやりのある心』や『おもてなしの心』って意味になるの?
何か違う感じがする・・・」っと!?
んっ~~~確かに言われてみるとそうかな・・・???
そこで、私、カバの探究心に火が付きました
それでは「ちむぐくる」って?をチャーカンメ-(しつこく探す)します!!
「ちむぐくる」、確かに「ちむどんどん」や対義語の「ちむわさわさ~」等々・・・と少し違う!!
2022年9月で終了するNHK朝のテレビ連続ドラマ「ちむどんどん」が2022年の9月30日を以て終了しましたが
■「ちむどんどん」の意味は⇒「わくわくする」や「心躍る」「ドキドキする」等です。
その対義語で
■「ちむわさわさ~」の意味は⇒「胸騒ぎがする」「嫌な予感がする」「心が落ち着かない」等です。
他にも「ちむ」が付いたウチナーグチは数多くあります。
例えば
■「ちむいほーなー」の意味は⇒「心がモヤモヤする」「心が変になりそう」等、心境が変なときの表現です。
※「ちむわさわさ~」と似ています。
■「ちむやむん」の意味は⇒「心が痛む」
■「ちむぐりさん」の意味は⇒「心苦しい」※「苦しい」だけの場合は「くりさん」と表現されます。
■「ちむかなさ」の意味は⇒「心から愛おしい」※沖縄の名曲、饒辺愛子先生の「ちむ がなさ節」がありますよね。
等々・・・「ちむ」が付くウチナーグチ(沖縄語)は本当に沢山あります。
ここで!!
皆さん、お気づきになられたでしょうか?
上に挙げたような、「ちむ」が付く、気持ちを表現する沖縄方言は多数ありますが
大体が「ちむ=心」と言う名詞+形容詞で表現されています。
しかし「ちむぐくる」は「ちむ=心」+「ぐくる=心」で形成されています。(と言われている)
そこで「ちむぐくる」の和訳に何だか違和感を覚えてしまいました。
決して、これまでの和訳を否定しているのではありませんのでご理解を・・・
ちょっとだけ、違う角度からチャーミーしようかな?・・・と・・・思いまして・・・
「ちむぐくる」の成り立ちの仮説を立ててみました!!!
まず、「ちむ」と「ぐくる」を解体します。
早速ですが、「ちむ」はそのまま「心」として置いといて
「ぐくる」に目を付けましたよ<(◎_◎)>
もしかして「ぐくる」は「くくる」が濁って発音されたのではないか???
最初は「ちむくくる」だったのが、だんだんと「ちむぐくる」と濁っていったのではないか???
それが今では「ぐくる=心」と変化し、
「まごころ」「思いやりの心」「おもてなしの心」と訳されているのではないか?
と、言うのも、「くくる」はウチナーグチ(沖縄語)の「くびる」をハイカラー(オシャレ)に表現したんではないか?
「くびる」とは、紐と紐を「くくる、結ぶ、繋ぐ」と言う意味です。
今でも多分、40代以上の方は紐を結ぶとき、「これ、くびって!」とか「これ、くびろうね!」とか
言いうと思います^^
紐と紐や、物と物等を「つなぐ」と言う意味です。
即ち、私、カバが言いたいことは、
人の「肝=心」と「肝=心」をくくる(くびる)⇒「結ぶ」⇒「結」の精神のことではないか・・・???
生意気なことを勝手に書き散らして大変申し訳ございません<(_ _;)>
ただ、私に質問してきたあるお方の疑問に答えようと考えていると、
勝手なこの仮説が頭の中をグルグルまわってしまって・・・(^∇^;)・・・
でも・・・
んっ?なかなか、イケてるんじゃん?と思えてきて、自画自賛、自己満足しておりますWww
「ちむぐくる」を改めて漢字で書いてみました⇒「肝心(かんじん)」・・・ んっ、また違う仮説が出てきそう・・・
何と言うことでしょう\(^O^)/それは「肝心」
「肝心(かんじん)」⇒「肝(ちむ)心(ぐくる)」になりますね(◎_◎)
んっ~最初に戻ったぁ(--;)
また、「肝心」説を探求していきたいと思います!!
皆さん、カバの勝手な妄想にお付き合い頂き、有り難うございましたm(_ _)m
グスーヨー、アンシェーヤータイ(^_^)/” ⇒皆さん、それではここら辺で(^_^)/”
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